【第22回】相手方の反論はいつ提示されるの?

少額訴訟における第1回口頭弁論期日までの流れについて、質問があったので、東京簡易裁判所に電話で問い合わせてみました。

私の事案の担当書記官が不在だったので、電話に出ていただいた裁判所の方に回答頂きました。

なお、「答弁書」について調べてみると、

「答弁書」とは、被告が訴状に対する自分の言い分を書いて裁判所に提出する最初の書面 のことです。
訴状に書かれている内容のどこが間違っていて、どこが正しいのかをはっきりと書いて、さらにその他にあなたの言い分がある場合にはそれも記載します。
以後、答弁書に書いたこと以外にあなたの言い分をさらに書面で提出したい場合には,答弁書と同じ形式で「準備書面」という表題で書面を提出します。

とのことです。

そこで、答弁書について質問したところ、裁判所の方から以下のような感じで回答頂きました。

  • 相手方(被告)からの答弁書は、通常は提出されてくる。
  • 答弁書の提出期日については、裁判所からは相手方に口頭弁論期日の1週間前までを目安に、とアナウンスしているが、あくまでも目安。

    実際に答弁書をいつ提出するかは相手方次第であり、口頭弁論期日の当日もありうる。

  • 答弁書が私(原告)にどのように提出されるかについては、裁判所を経由して私に提出される場合もあれば、相手方から私に直接送付(直送)される場合もある。
    これも、相手方次第である。

    ※そういえば、訴状作成時に私の住所の箇所に、”(送達場所)”と記載したのも、ここに書面送ってね、ということだったのですね。。

少額訴訟は原則1回で審理を終えますので、口頭弁論期日までに、私が主張したいことと、私が必要と考えるその主張の証拠を、全て準備しておく必要があります。

相手方が口頭弁論期日の1周間前までに、答弁書を提出してくれれば、私も答弁書に対する主張や証拠の準備ができそうですが、口頭弁論期日のギリギリになる場合や当日もありうるとのことでした。

ですので、相手方が答弁書をいつ送ってきても柔軟に対応できるように、今から準備しておく必要がありそうですね。

もしかしたら、ここが少額訴訟の1つのデメリットかもしれません。あくまでも、私にとって、この事案に限ってですが。。。

そんなちょっとしたモヤモヤを感じていた中、なんと、新たな展開を迎えることになりました。

それは、別のブログで記載します。