- 2021年11月28日
- 2021年12月5日
【第57回】第4回口頭弁論期日
はじめに 先日、敷金返還等請求の原告として、第4回口頭弁論期日を迎えました。 特約の有効性に関する被告ら主張の書面は、提出期限に間に合わなかっただけでなく、当日になっても出てきませんでしたが、どうなるのでしょうか。 今回の審理時間は、15分程度だったかと思います。 メモと記憶を頼りに、記載したいと思います。 被告らの書面が提示されない件 被告ら代理人弁護士は、以下のような釈明をしていました。 「準 […]
はじめに 先日、敷金返還等請求の原告として、第4回口頭弁論期日を迎えました。 特約の有効性に関する被告ら主張の書面は、提出期限に間に合わなかっただけでなく、当日になっても出てきませんでしたが、どうなるのでしょうか。 今回の審理時間は、15分程度だったかと思います。 メモと記憶を頼りに、記載したいと思います。 被告らの書面が提示されない件 被告ら代理人弁護士は、以下のような釈明をしていました。 「準 […]
はじめに 第3回口頭弁論期日において、裁判官から担当書記官を通して、原告である私と被告ら代理人に、争点整理メモというタイトルのメモを渡されました。 こういったメモを頂けると裁判官と原告、被告間で、整理された争点を共有できるため、裁判がスムーズになりそうですね。 争点整理メモ 裁判官から渡された争点整理メモには以下のような記載がありました。 転記ミスがあったらすみません。 争点整理メモ 1 被告らの […]
はじめに 被告らから追加の準備書面が期限になっても送付されて来なかったこと、また、被告らの準備書面(1)に対して原告からの認否・反論を書面にて行うため、作成・送付した第1準備書面については既にこちらで記載済みですが、被告ら代理人が期限になっても準備書面を提出しないため、第2準備書面として書面をもう一つ送付することにしました。 その内容について記載します。 第2準備書面の内容 第2準備書面の内容は以 […]
はじめに 先日、敷金返還等請求の原告として、第3回口頭弁論期日を迎えました。 第1準備書面と第2準備書面を、裁判所及び被告ら代理人にFAX送付していたので、そのクリーンファイルを正本1部と副本2部(被告が2社のため)作成し、法廷にて書記官へ提出しました。 書記官からは、 「被告らの代理人は1名なので、今後副本は1部のみでいいですよ。」 とのことでした。 さらに、裁判官からは、 「準備書面はFAXの […]
はじめに 第2回口頭弁論期日にて、以下の点について、被告ら代理人の宿題となっておりましたが、提出期限の1週間遅れで(第3回期日の直前に)やっと郵送されてきました。 敷金返還義務を負う者はいずれか 特約に関する、特別損耗と自然損耗の主張の整理 準備書面(2)の記載内容 準備書面(2)の記載内容は以下の通りです。 準備書面(2) 第1 敷金の返還義務者について 本件賃貸借契約に基づく敷金の返還義務 […]
はじめに 被告らから追加の準備書面が期限になっても送付されて来なかったこと、また、被告らの準備書面(1)に対して原告からの認否・反論を書面にて行うため、準備書面を作成し、送付することにしました。 その内容について記載します。第1回からの続きです。 準備書面はFAXにて、裁判所と被告ら代理人に送付しました。 第1準備書面の内容 第1準備書面の内容の続きは以下の通りです。 2 「第2 内容証明郵便の送 […]
はじめに 被告らから追加の準備書面が期限になっても送付されて来なかったこと、また、被告らの準備書面(1)に対して原告からの認否・反論を書面にて行うため、準備書面を作成し、送付することにしました。 その内容について記載します。 後日、第3回期日にて、裁判官から、「被告らの認否に対する原告の認否は不要です。あくまでも、被告らの主張に対して認否・主張してくださいね。」と指摘を受けました。 被告らの準備書 […]
はじめに 損害賠償義務の発生原因とは、2つに大別され、不法行為に基づくものと、債務不履行に基づくものがあります。 そこで、不法行為に基づく損害賠償について、法律素人が調べてみました。第4回(損害について)です。 損害とは 不法行為に基づく損害賠償請求をするためには、被害者が、「損害が発生したこと」について主張・立証しなければなりません。 通説・判例は、損害の意味を捉える際に、差額説と呼ばれる考え方 […]
はじめに 損害賠償義務の発生原因とは、2つに大別され、不法行為に基づくものと、債務不履行に基づくものがあります。 そこで、不法行為に基づく損害賠償について、法律素人が調べてみました。第3回(因果関係について)です。 因果関係とは 因果関係について、大別して2つの考え方があります。 なお、因果関係の主張・立証責任は、被害者側が負うことになります。 加害行為(故意・過失ある行為)と損害との因果関係を問 […]