- 2021年6月27日
- 2021年6月27日
【第32回】貸主はどこ?(3)
はじめに 前回のブログからの続きです。 敷金返還請求の相手先(敷金返還債務を負う者)はどこになるのでしょうか。 前回のブログでは、 貸主はオーナー会社に戻った? というところまで記載しました。 おさらいですが、以下のメールを管理会社に送付しています。 管理会社 様 お世話になっております。Hayatoです。 本日18時半ごろ、○○様よりお電話頂きました。 現在の貸主はオーナー会社様、貸主代理 […]
はじめに 前回のブログからの続きです。 敷金返還請求の相手先(敷金返還債務を負う者)はどこになるのでしょうか。 前回のブログでは、 貸主はオーナー会社に戻った? というところまで記載しました。 おさらいですが、以下のメールを管理会社に送付しています。 管理会社 様 お世話になっております。Hayatoです。 本日18時半ごろ、○○様よりお電話頂きました。 現在の貸主はオーナー会社様、貸主代理 […]
はじめに 敷金返還請求訴訟について、相手方の弁護士より答弁書がレターパックライトにて郵送されてきました。 レターパックライトとは、日本郵便が提供する特定封筒サービスです。受領印は貰わずポスト投函で配達完了となります。 荷物の追跡は対応しています。 裁判所の担当書記官が、 「弁護士さんであればおそらく第1回口頭弁論期日の1週間前には送ってくるとは思いますよ」 とおっしゃっていましたが、その通りでした […]
はじめに 私が今回提起した敷金返還等請求訴訟ですが、その相手方(被告)は、会社2社になっております。 その2社は、私が住居用に借りていた物件のオーナー会社と管理会社です。 オーナー会社と管理会社はどのような関係なのでしょうか。 そこで、調べてみました。(詳しくは記載いたしませんが。。。) オーナー会社 オーナー会社は、住宅の取得、建設、管理経営などを行っている会社であり、賃貸住宅の経営事業もおこな […]
はじめに 前回のブログからの続きです。(本件、実は、今回の敷金返還等請求訴訟で、相手方を2社とした理由の1つでもあります。。。) 裁判所に提出する訴状には、(当たり前ですが)訴えを起こす相手方を明示する必要があります。 敷金返還請求の相手先はどこになるのでしょうか。通常は賃貸借契約における貸主になるかと考えます。 前回のブログでは、貸主は、管理会社に変更になった、というところまで記載しました。 […]
はじめに 以前のブログからの続きです。 以下のようなメールにて管理会社にメールをしており、通常損耗補修特約についての回答を求めておりました。 管理会社 様 お世話になっております。Hayatoです。 解約精算見積書に関してコメント致します。 1.例外としての特約につきまして(備考欄に「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書による」と記載された見積明細と、ルームクリーニング) ・国土交通省のガイドライン […]
はじめに 以前のブログからの続きです。 管理会社に対して、退去時の通常損耗補修特約に関する回答を求めていましたが、 返信されてきたメールは以下でした。 Hayato 様 お世話になっております。 管理会社でございます。 先日よりご照会いただきました件について、ご回答致します。 専門家にご相談させていただき、先日のものと同様に、添付いたしました賃貸借契約書等に基づき作成した原状回復工事見積額を敷 […]
敷金返還請求の相手先 今回、敷金返還請求の訴状を裁判所に提出しましたが、訴状には訴えを起こす相手方を明示する必要があります。 敷金返還請求の相手先はどこになるのでしょうか。通常は賃貸借契約における貸主になるかと考えます。 私の賃貸借契約書にも以下の記載があります。 (敷金) 第6条 乙及び丙(借主)は、本契約から生じる債務の担保として、頭書(3)に記載する敷金を甲(貸主)に預け入れるものとする。 […]
はじめに 以前のブログからの続きです。 以下のようなメールにて管理会社にメールをしており、通常損耗補修特約についての回答を求めておりました。 管理会社 様 お世話になっております。Hayatoです。 解約精算見積書に関してコメント致します。 1.例外としての特約につきまして(備考欄に「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書による」と記載された見積明細と、ルームクリーニング) ・国土交通省のガイドライン […]
裁判所からの着信履歴があったため、裁判所の担当書記官に電話で問い合わせました。 電話では以下のような話をしました。 相手方は2社ともに、弁護士を代理人として立てた。 また、相手方は少額訴訟ではなく通常訴訟への移行を申し出たため、通常訴訟へ移行することになった。 答弁書については、弁護士が代理人となったため、おそらく口頭弁論期日の1週間前には提出されると思う。 答弁書は、原則、相手方から私に直送だが […]
はじめに 以前のブログでは、床フローリングおける通常損耗の範囲について、実際に裁判でどのように判断されているのか、調べてみました。 今回は、フローリング編の第2回目ということで、他の判例についても、調べてみました。 東京地判平成25年1月16日 この裁判では、 賃貸借契約の終了による物件の明け渡しの際の原状回復費用の支払い をめぐり、賃貸人と賃借人で争いました。 本判決についても、私Hayatoが […]