- 2023年2月12日
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【第108回】控訴審判決6
はじめに 敷金返還請求事件の控訴審において、先日、裁判所から判決文が送付されてきました。 今回はその内容について記載しようと思います。控訴人が賃貸人で、被控訴人が賃借人です。 裁判所の判決文(6) ((5)からの続き)(16)原状回復費用についての被控訴人の主張について ア 被控訴人は、控訴人が主張する損傷等は全て通常損耗に該当すると主張するが、上記認定判断のとおり採用できない。 イ 被控訴人は、 […]
はじめに 敷金返還請求事件の控訴審において、先日、裁判所から判決文が送付されてきました。 今回はその内容について記載しようと思います。控訴人が賃貸人で、被控訴人が賃借人です。 裁判所の判決文(6) ((5)からの続き)(16)原状回復費用についての被控訴人の主張について ア 被控訴人は、控訴人が主張する損傷等は全て通常損耗に該当すると主張するが、上記認定判断のとおり採用できない。 イ 被控訴人は、 […]
はじめに 敷金返還請求事件の控訴審において、先日、裁判所から判決文が送付されてきました。 今回はその内容について記載しようと思います。控訴人が賃貸人で、被控訴人が賃借人です。 裁判所の判決文(5) ((4)からの続き) (9)「玄関・廊下 床上張り 材工共」(番号9)について 証拠(乙2の写真②③、乙6の写真③④⑥)によれば、本件居室の玄関付近やリビングにつながる通路の床面には、広範囲にわたって、 […]
はじめに 敷金返還請求事件の控訴審において、先日、裁判所から判決文が送付されてきました。 今回はその内容について記載しようと思います。控訴人が賃貸人で、被控訴人が賃借人です。 裁判所の判決文(4) ((3)からの続き) 3 争点(3)(被控訴人が負担すべき現状回復費用の額)について 上記2のとおり、被控訴人は、本件特約に基づくルームクリーニング代の負担義務を負わない。そうすると、その余の点について […]
はじめに 敷金返還請求事件の控訴審において、先日、裁判所から判決文が送付されてきました。 今回はその内容について記載しようと思います。控訴人が賃貸人で、被控訴人が賃借人です。 裁判所の判決文(3) ((2)からの続き) 第3 争点に対する判断1 争点(1)(被控訴人は、本件敷金契約に係る敷金の返還請求権を有するか。)について 前提事実2及び証拠(甲1)によれば、本件敷金契約の内容は本件契約書に記載 […]
はじめに 敷金返還請求事件の控訴審において、先日、裁判所から判決文が送付されてきました。 今回はその内容について記載しようと思います。控訴人が賃貸人で、被控訴人が賃借人です。 裁判所の判決文(2) ((1)からの続き) 1 争点及び争点に関する当事者の主張(1)被控訴人は、本件敷金契約に係る敷金の返還請求権を有するか。(被控訴人の主張) 敷金を出捐したのは被控訴人である。よって、被控訴人は、控 […]
はじめに 敷金返還請求事件の控訴審において、先日、裁判所から判決文が送付されてきました。 今回はその内容について記載しようと思います。控訴人が賃貸人で、被控訴人が賃借人です。 裁判所の判決文(1) 令和4年■■月■■日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官 令和4年■■号 敷金返還等請求控訴事件 (原審・東京簡易裁判所令和3年第■■号) 口頭弁論終結日 令和4年■月■日 判決 主文 1 原判決主文第 […]
はじめに 第5回期日にて結審し、先日、判決言い渡しがなされましたが、数日後に判決書が特別送達にて送付されました。 判決書の内容について、記載したいと思います。3回に分けて記載します。第3回目(最終回)です。 判決書の内容 (・・・続き・・・) (2)次のとおり、賃借人である原告が負担すべき原状回復費用はない。 ア ルームクリーニング費用 本件全証拠によっても、特別損耗があったことを認めるに足りない […]
はじめに 第5回期日にて結審し、先日、判決言い渡しがなされましたが、数日後に判決書が特別送達にて送付されました。 判決書の内容について、記載したいと思います。3回に分けて記載します。第2回目です。 判決書の内容 (・・・続き・・・) 1 前提事実 (1)原告は、平成19年■月■日、被告オーナー会社から、東京都■■(以下「本件建物」という。)を、賃料月額■■円、管理費■円、敷金52万2000円(賃料 […]
はじめに 第5回期日にて結審し、先日、判決言い渡しがなされましたが、数日後に判決書が特別送達にて送付されました。 判決書の内容について、記載したいと思います。3回に分けて記載します。第1回目です。 判決書の内容 判決 原告 Hayato 被告 オーナー会社 被告 管理会社 上記両名訴訟代理人弁護士 ■■ 同 ■■ 主文 1 被告オーナー会社は、原告に対し、40万6087円及びこれに対する令和3年■ […]